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米「投資の神様」50周年の先


 【ニューヨーク時事】著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイは2015年、同氏が経営権を握ってから50周年を迎える。優良企業への投資や大型買収などを通じて、長期間にわたり高い成長を続ける同社は時価総額で米企業で5本の指に入る巨大企業に発展してきた。「投資の神様」とも称される同氏が次の半世紀をどのように見据え、新たな戦略を打ち出していくのか、投資家の注目を集めそうだ。
 バフェット氏は、繊維会社だったバークシャーを1965年に買収。同社はその後、アメリカン・エキスプレスやコカ・コーラなどの企業への投資に加え、保険会社や事業会社などを買収して拡大。従業員数33万人の巨大企業グループに発展した。同社の株式価値はこの間、年平均20%成長し、米株価指数S&P500の伸びを2倍上回る実績を残してきた。
 米経済の発展とともに成長してきたバークシャーだが、バフェット流投資は相場の不振時に真価を発揮するとされる。15年は連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが想定され、米株相場が不安定になるとの見方が多く、同氏には好機になりそうだ。手元現金は9月末で623億ドル(7兆5000億円)まで積み上がっており、「新たな分野の買収に動く可能性もある」(保険業界アナリスト)との指摘も出ている。
 一方、今年85歳となるバフェット氏にとって最大の課題は後継者問題。同氏引退後は、会長と最高経営責任者(CEO)、最高投資責任者を分担する体制への移行が有力視される。米メディアによると、バフェット氏は14年末に幹部らに対し、「バークシャーの評判を守ることが最優先課題」と強調しており、投資や経営の手法をいかに継承していくかが問われそうだ。 

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