Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

米経済2015年、実現すべき5つの「抱負」


 米国経済は2015年、成長が加速するとの期待が高まっている。期待通りに行くためにはいくつかのトレンドが納まるべきところに納まる必要がある。5つの経済要素がそれぞれ実現すべき「新年の抱負」を挙げた。


1. 雇用主「厳しい倹約をやめる」


 平均時給の前年比伸び率は2%で伸び悩んでいる。大幅な賃上げが行われていないということは、5.8%という現在の失業率が示唆するほど労働市場は引き締まっていないと連邦準備制度理事会(FRB)はみている。賃金の伸び悩みは消費者の支出抑制も招いている。インフレ調整済み賃金が最近上昇したのも、エネルギー価格が急落したからにすぎない。

 賃上げが今年加速したとしたら、それは労働市場が均衡化し、家計が改善している兆しだ。

 そうなればFRBはこれまでシグナルを送り続けてきたことを実行できる。つまり、15年半ばの利上げだ。


2. ミレニアム世代「実家から出る」


 景気循環のもう1つの顕著な特徴が世帯形成ペースの鈍化だ。軟調な新卒労働市場と賃金伸び悩みが相まって、多くの若年消費者が自分で世帯を持たずに実家に住んだり、友人と暮らしたりせざるを得なくなっている。学資ローンも大卒者や大学中退者の足かせになっている。

 雇用が堅調に増加し、大幅な賃上げが行われれば、若年労働者は自立できるだけの資金と職の安定を手に入れられる。世帯形成ペースが加速すれば住宅市場も後押しされ、家庭用品需要も増加するだろう。


3. 価格決定力「もっと力を発揮する」


 新たな年にインフレ上昇を期待するのは従来なら御法度だが、企業が販売価格を引き上げられないのは景気停滞の副産物でもある。給与が増えれば消費者の支出が増え、その結果需要が押し上げられれば、企業はもっと価格決定力を持てるようになる。

 インフレの行き過ぎは誰も望まないが、インフレ率が2%を上回れば経済の健全化を示す。これはFRBが利上げに踏み切る前提条件の1つでもある。物価が上がれば企業にとって賃上げと利幅の保護が可能になる。


4. 企業「設備投資を増やす」


 企業の設備投資は現在のところ遅れている。14年半ばにやや上向いたものの、これまでの景気上昇時ほど堅調ではない。生産性の伸び率がいまひとつなのも、これが一因だ。

 問題は今年の設備投資の堅調な回復が極めて疑わしく見えること。1日2箱吸っていた人がいきなり禁煙できるとは思えないようなものだ。世界的な景気減速やドルの上昇、エネルギー価格の下落を理由に企業が今年、大型プロジェクトを棚上げするか縮小することは大いにあり得る。


5. 世界経済「しっかりやる」


 世界中の政策当局者が経済を成長させようと取り組んでいるが、見通しは危うい。

 世界的な状況が悪化すれば、上に挙げた抱負のうち2つに狂いが生じる可能性が出てくる。1つ目は世界需要の低迷で米国の輸出が損なわれ、製造会社が生産設備の拡張に消極的になる可能性だ。2つ目は世界的な成長停滞で米ドルが一段と上昇する可能性。そうなれば輸入品価格が低下し、米企業は販売価格を引き上げにくくなる可能性がある。

 国外の問題が続けばFRBの政策が複雑化する可能性もある。世界の金融市場の混乱で米市場のボラティリティー(変動性)が高まった場合は特にそうだ。

Appendix

PR

カレンダー

04 | 2018/05 | 06
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

ご意見・ご感想

個別に返信することはできませんが、できるだけブログ内でお答えしていく予定です。

プロフィール

シロイヌヌ

Author:シロイヌヌ

人気のFX会社(開設無料)

DMM FXは初心者向け
DMM FX
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。