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大手商社、資源・原油安で軒並み減損計上 14年4~12月期


 大手商社7社の2014年4~12月期連結決算が6日、出そろった。鉄鉱石などの資源に加え原油価格急落で海外の油ガス田の資産価値が下落し、5社が軒並み資源関連の減損を計上した。この結果、三菱商事と三井物産、丸紅の3社が前年同期比で減益、住友商事は最終赤字だった。一方で機械や情報関連など非資源の好調で資源の落ち込みをカバーした伊藤忠商事や減損計上がない双日と豊田通商の3社は増益を確保した。

 15年3月期の最終利益予想は、非資源の収益貢献が大きい三菱商事と伊藤忠商事に加え双日、豊田通商の4社が期初予想を据え置き最終増益を見込む。一方で、収益に占める資源の割合が高い三井物産が従来の増益予想から一転して減益に下方修正し明暗を分けた。

 丸紅は資源に加え穀物会社の減損で最終利益予想が期初見通しに比べ半減の1100億円に、住友商事も昨年発表した巨額減損で最終利益が100億円へ大幅に落ち込む。大手商社では「ここまでの原油安は想定外」(岡田譲治・三井物産副社長)との声が相次いだ。

 通期の減損額は税引き後で住友商事の2400億円を筆頭に丸紅が1200億円、三菱商事が約650億円、三井物産が560億円、伊藤忠商事が130億円の見込み。住友商事などは追加減損も想定している。

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